普通保険

普通保険とは、社会保険等の※政策保険に対する概念であり，個人保険、あるいは個別保険ともよばれており、契約自由の原則と個人主義の原則のもとで成立する保険であるために，収支相等の原則と給付・反対給付均等の原則が主柱となっています。

社会保険等の政策保険以外のすべての保険をさすのが一般的です。


※政策保険とは、公共的な政策を実現する目的で設けられた保険のことを指します。

公保険ともいわれ，社会保険，経済政策保険などが、これに属しています。

（例：厚生年金保険・国民年金保険・健康保険など）

夫婦ペア総合保険

夫婦ペア総合保険とは、夫婦を対象とし、夫婦の日常生活における危険を総合的に担保する保険です。

傷害担保、生計維持者死亡等特別担保（生計維持者が死亡した場合等に保険金を支払う）、家事労働費用担保（配偶者の入院により家事労働ができない場合に保険金を支払う）、賠償責任担保および携行品損害担保の各条項からなりますが、傷害担保以外の条項は付帯しないことができます。

死亡・後遺障害保険金額については、夫婦で一つの保険金額を共有する点に特徴があります。

積立に係る機能をこの保険に持たせ、保険期間を3年から20年の長期に設定した積立夫婦ペア総合保険もあります。

普通死亡保険金

普通死亡保険金は、一般に、法定・指定伝染日を除く病気による死亡の場合に支払われのが通例です。

責任開始の日から一定期間（1年以上としているケースが多いようです）経過後の自殺・被保険者の犯罪行為による死亡、および被保険者の故意または重大な過失による死亡の場合にも支払われます。

死亡保険、生死混合保険において被保険者が保険期間内に死亡した時に支払われる契約上の金額（特約に基ずく保険金は除きます）の事をいいます。

死亡保険金の額は、普通に死亡した場合と災害によって死亡した場合とでは、保険会社から保険金受取人に支払われる支払保険金額が違います。

保険会社の約款によりますと、自殺の場合は「普通死亡」、他殺の場合は「災害死亡」という位置づけだということです。