保険契約の目的

保険は万が一の時のために掛金を支払い、保障を受けるものです。

保険に加入する目的は大きく分けて3つあります。

第1番目は、契約者の死亡保障です。

これは契約者が個人でまだ若く、家族がいる場合、あるいは経営者が自分のために掛け、万が一のときに会社や家族への保障を目的として掛けるものがありあます。

この場合は定期保険がそれに該当します第2は終身保険です。

これは死亡保障型のもので、保障は一生涯続き、契約者の死亡ともに、契約はなくなります。

満期保険金はありません。

第3は養老保険といわれるものです。

これは死亡保障と満期金の額が同じで、掛金は満期まで払い込む有期保障型です。

多くは満期時の保険金を原資にして、受取は年金形式で受取るものです。

このように保険に加入するのは、加入目的別に保険が選択できます。

保険加入は加入の目的をはっきりしてから加入することが大事です。

保険契約準備金

生命保険会社は、普通の会社と同様に資本金（基金）や法定準備金のほかに、保険契約準備金という名で総称される生命保険会社特有の準備金を積みたてています。

保険契約準備金とは保険契約に基づく責任を果たすために保険会社が決算期末に積立てる準備金で、支払備金、責任準備金および相互会社の社員配当準備金（株式会社である生命保険会社にあっては保険契約利益配当準備金）の総称です。

そしてこの保険契約準備金の割合が保険料の内訳では一番多くを占めています。

保険契約継続証

保険契約継続証とは、満期を迎えた保険契約を継続する時に保険会社が保険証券の代用として発行する一定様式の証書の事を指します。

この場合は、保険契約継続証と前の保険の保険証券とをあわせたもので保険契約が完成されます。

つまり、前の保険が満期を迎え、さらに契約を継続する場合、その契約を継続した旨、書類で残す必要があります。

これが保険契約継続証です。

そして継続した保険契約は、この保険契約継続証と前の保険証書の一対で完全なものになります。