コンピューター総合保険

コンピューター総合保険とは、コンピューターに関連して起こりうるほとんど全ての損害を補償する保険のことをいいます。

情報機器および電子計算機とその周辺機器や、コンピューター質専用の設備である空調設備、非常用発電設備、避雷針設備などの物的損害をカバーするだけにととまらず、ハードディスクなどの情報機器の損害、情報メディアの損害、そしてそうした磁気メディアの中に入っているプログラムやデータ、文書消失の損害もカバーします。

また、これらの事故による損害により、通常の営業が継続できない時に、営業継続費用としても保険金が支払われます。

このように、コンピューターにかかわることの範囲内で、ほとんどすべての偶然な事故に対する損害を補償するのがコンピューター総合保険です。

航空保険

航空保険とは、損害保険の一つであり、航空機の運行や整備、そして航空施設の管理などといった、あらゆる航空機にかかわることに関して起こりうるかもしれない危険からの損害を担保する保険のことをいいます。

航空機の事故は自動車事故などと比べると、発生する可能性はとても低いという統計的事実があります。

しかし、ひとたび航空事故が発生した場合、それに伴う、機体、貨物の損害をはじめとして、乗客、乗務員、第三者への身体などへの損害に対する賠償責任が生じるほか、事故自体の捜索や救助費用なども含めると、大災害といっていいほどの損害を被る可能性があります。

そのため、航空保険は、航空事業の経営をするにあたって、必要不可欠な存在といえます。

ただ、航空保険は、引き受けする損害保険会社からすると、事故への損害保険金の支払いがあまりに巨額になる可能性が高いので、単独でこの航空保険を担うことはあまりありません。

たいていは再保険を利用して複数の保険会社でリスクを分散させています。

代表的な航空保険は以下の通りです。

航空機保険（機体保険）・・・自動車でいう車両保険にあたります。

機体の墜落、衝突、火災などの偶然な事故による航空機自体や装備品に生じた損害を補償します。

第三者賠償責任保険・・・第三者、つまり地上にいる人たちなどへ損害を与え、法律上の損害賠償責任を被ることによって生じる損害を補償します。

乗客賠償責任保険・・・乗客に損害を与え、法律上の損害賠償責任を被ることによって生じる損害を補償します。

搭乗者傷害保険・・・座席ごとにかける保険です。

通常、第三者損害賠償保険では機長などは含まれていませんので、この保険でカバーすることになります。

捜索救助費用保険・・・航空機の行方不明や墜落などといった場合の、捜索費、そして搭乗者の救助費などを補償します。

原動機付き自転車に関する賠償損害担保特約

原動機付き自転車に関する賠償損害担保特約とは、自動車保険に付帯することのできる特約のうちの一つです。

ファミリーバイク特約ともいわれます。

自動車のオーナーと賠償責任保険の記名被保険者が個人の場合のみ、「原動機付自転車に関する賠償損害担保特約」をつけることができます。

この特約をつけることで、記名被保険者とその配偶者、そして同居している親族が所有や使用、管理している原動機付自転車（原付バイク、原チャリ）を日保険自動車とみなすことができます。

これにより、賠償事故、自損事故、無保険車傷害事故（自動車総合保険のみ）のときに、損害を補償し、保険金が支払われることになります。

新たにバイク保険に入るよりも、保険料は安くなります。